江の川

江の川

江の川は中国地方を滔々(とうとう)と流れる大河です。左右に迫ってくる山に圧倒され、朝靄(あさもや)の中を下る何とも言えないような不思議な気分。これは他の川では味わえません。滔々という言葉の持つ意味がよくわかりました。

広島県の三次市から海まで130km弱,カヌーで下れるのは三次市で3つの川(神野瀬川、西城川、馬洗川)が合流した所から下れます。河口まで130km弱、途中ダム(浜原ダム、邑智から5km上流、上陸しにくい。)が一つ、堰(三次市から8kmの所に鳴瀬堰ポーテージは比較的簡単)が一つあり、日本人の休日の時間では現実的ではない距離かもしれません。
鳴瀬堰浜原ダム
1日20kmから30kmとして5日くらいでしょうか。(ダムと堰の途中ポーテージが2カ所で時間がかかります。)
滔々(とうとう)と流れる大陸の川のような雰囲気を持った川を下ってみたい人にはお勧めの川です。静水のように見えますが、ほとんどゆっくりと歩くスピードくらいで流れています。

おすすめはカヌーの里邑智(おおち)がある邑智町からがいいでしょう。「カヌーの里おおち」はキャンプ場カヌーレンタル、カヌースクール、プール、カヌー工房、カヌー博物館があります。博物館にはジョージダイソンのバイダルカ(宇宙船とカヌーと言う本を読んでください。)や昔のファルトボートが置いてあります。快適なキャンプ地でJR三江線の柏渕駅から歩いて30分タクシーで10分くらいの所にあります。

JR柏淵駅

左はJR柏淵駅でカヌーの里おおちまで行かなくてもすぐ近くで川に降りられますキャンプも可能で買い出しもほとんどの物は可能です。(キャンプ用品はありません。)
ここから河口までは50km近くの駅(江津)で上がって電車でもどって来られます。電車の数は非常に少なくて注意してください。行く前に追いあわせてください。(このときは一日5本)
瀬はほとんど1〜2級の瀬ばかりで初心者でも可能です。河原はキャンプできるところがたくさんあり、キャンプ地には不自由しませんが、買い出しはほとんどできないと思った方がいいでしょう。国道が交差する橋付近はコンビニが近いけど、歩いて30分以上はかかります。)
時刻表(川平駅)

気のあった友達と2人で2泊の川旅というのがこの川には合っています。もちろんカナディアンカヌーにキャンプ用品や犬と一緒に下るのにも適しています。
これだけの水量でこれだけの距離を下れる川は少ないでしょう。

途中に丁ヶ渕という渕があって大蛇が住んでいるという伝説があります。
この淵は隣の光宅寺谷の生谷川とつながっていて大蛇は行き来をしているそうです。長籐魚切の渕とが通じる穴があるそうです。この淵の横には鯨石というのがあって霊魂を有していて切ると生き血がほとばしると言われています。鯨石は年々米粒大くらい移動していてこの石が淵に沈むと世の中は崩壊すると言われています。

くれぐれも行動には注意してください。間違ってもゴミを捨てたり、たばこの吸い殻を捨てると言うことのないようにしてください。