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2006年12月03日

●「慣れる。」

roadbike.jpg
だんだん、年とともに体力がなくなり、カヌーのロールが数回もできなくなり、これでは困ると言うことで自転車通勤で体力をつけることを思いつきました。
買ったのはロードバイクに近い軽さの、タイヤの細いクロスバイクと言うジャンルの自転車です。11.4kgしかなく、カヌーもこれくらいになればもっと扱いやすくなるのにと思います。
通勤距離は16km、しかもかなりのアップダウンがあります。
初めての日は悲惨なものでした。ぴかぴかのロードバイクが日傘を自転車につけたママチャリに抜かれ、空き缶で自転車の前後、いっぱいのホームレスの自転車に抜かれ、子供にはなんだこの人は?と言う目で見られ本当に悲惨な体力を嘆きました。
ポリ艇に始めて乗る人の気持ちがよくわかりました。まっすぐ進めない、たぶん私と同じ様に惨めな気持ちになるのかもしれません。でもいつも言っている様に「慣れる!」から大丈夫と自分に言い聞かせて2日目、3日目。
少しずつ、力の入れ方がわかって来ました。歩道の段差はサドルにおしりをのっけているとかなりおしりが痛くなると言う事も初めて知りました。ロードバイクでは段差はおしりを上げるのです。
登りの坂道では一番低いギアでも最後まで上れませんでしたが、1週間目から少しずつ、上まで行くようになり、今では降りなくても、しかも一番低いギアでなくても上ります。はじめたのは7月下旬、一番暑い時です。店に着けばシャワーと水です。自宅に帰るとまたすぐお風呂とお茶です。少しずつ水とかお茶とかを飲みながら乗っているのですが、足りないようで夜中にのどが渇きます。
それと共に足の筋肉が少しずつ盛り上がって来ます。自分でもわかるように何か太ももがもぞもぞと太くなる様に感じます。
周2日か3日、16kmを通勤で一ヶ月で完全に慣れます、自転車の漕ぎ方も無駄な力はなくなり、逆に最初の頃の運動量よりは減って来ています。
カヌーも毎週日曜日に漕ぐとして二ヶ月あれば十分慣れると思います。自転車ほど体力は必要ありません。
カヌーも自転車も「道具」だと思います。機械と道具との大きな違いは道具には「慣れ」が必要です。カヌーでは慣れればパドルのブレードが自分の手の平の感覚に近くなります。ひっくり返る前に簡単にリカバリーができます。
「「慣れ」が必要な事を知らない人?かカヌーを機械と勘違いしている人も少しいると思います。買ってからすぐに泣き言がでます。私には向いていないんじゃないだろうか、とか買ったのは失敗だったとか言う人もいます。
「慣れ」を説明しても半信半疑です。最近は箸以外に「道具」が必要ないのです。スイッチを入れれば動く機械ばかりです。これでは「慣れる」と言うことを理解できないと思います。
カヌーは水の抵抗と「慣れる」と言うことです。初めはママチャリにすかれても一ヶ月もすれば逆転します。水の抵抗は空気のおよそ800倍、そう簡単にカヌーが使えるはずがありません。
簡単に使えないから奥が深いのかもしれません。
シーカヤックの場合はカヌーだけでなく、海の、特に気象海象の知識も必要です。

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